2011年12月26日月曜日

クリスマス・イヴの小さな火

土曜日、サラヴァ東京での朗読イベントは満席。いい舞台ができてほっとしました。多くの人が、熱狂的といっていい感想をくれました。見て聴いてくださったみなさん、ありがとうございました!

第1部として詩の朗読セッション。ついで第2部は古川脚色の『銀河鉄道の夜』朗読劇。古川日出男の圧倒的パフォーマンスはもちろん、小島ケイタニーラブによるあまりにすばらしい主題歌「フォークダンス」、そしてぼくが書いた3篇の詩も、おなじひとつの川の流れとなって、空いちめんの銀河をつかのま映せたのではないかと思います。

第1部で読まれた作品のリストをしめしておきます。

宮澤賢治「冬と銀河ステーション」(古川)
谷川俊太郎「ろうそくがともされた」(管)*
宮澤賢治「青森挽歌」(古川)
管啓次郎「川が川に戻る最初の日」(管)*
山崎佳代子「祈りの夜」(管)*
宮澤賢治「春と修羅」(古川+管+小島)

これに、小島くんによるサウンドエフェクトが挟みこまれていきました。*の作品はいずれも『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房)所収です。

ともあれ、午後1時から3時までのステージをサラヴァ東京ですませたあと、午後7時には青山ブックセンター本店、8時半には同・六本木店で、ゲリラ朗読ライヴをやりました! 本店はざっと25名、六本木店もざっと20名の方が、突然はじまった朗読にあっけにとられながらも、イヴのひとときを楽しんでくれたようです。

こうして終わったわれわれと賢治の互換性。でも! 今週、古川日出男によるCD本『春の先の春へ』(左右社)が発売されます。するとふたたび始まるのが、賢治とわれわれの互換性。

東北への終わりのない旅をつづけます。