2011年11月24日木曜日

「声とリズム」終了

23日、15〜18時という長時間にわたったイベント「声とリズム」、ぶじ終了。

金子飛鳥さんのプロジェクト「本・つながる・未来」と『ろうそくの炎がささやく言葉』の共同企画でした。朗読は新井高子、小沼純一、柴田元幸、田内志文、根本美作子のみなさんと、ぼく。バイオリンに金子飛鳥さん、パーカッションに渡辺亮さん。そしていつものようにPAと照明の面倒を見てくれたのは、われらが友人・小池アミイゴさんでした。

よかった。いい言葉と音が出てきた。本に収録されていない作品を含めて、まるで海洋性気候のように、情動の波と風と日光がコンスタントに変化をつづけました。朗読だけでは、ここまでのうねりは出てこない。飛鳥さんの変幻自在のバイオリン、そして亮さんのアフリカの市場のような多彩なパーカッション群が、すべてを彩り、増幅してくれました。

あらたかさんの情感と温かみ、小沼さんの新作ととっておきの秘密兵器、柴田さんのでっかくて鋭い本質的にロッケンロールな声、田内さんの少年の心のなつかしい新境地、根本さんの涙なくしては聞けないパーソナルな悲嘆。ぼくにとっても友人たちの新たな面を知る機会になりました。

終了後、みんなでRainy Day のスタッフのみなさんが握ってくれたおにぎりをいただきながら、遅くまで話し合いました。自分たちがやっていることに意味はあるのか、何がどこに届くのか、冬を迎えて各地の状況はどうなるのか、われわれの社会にどんな別のデザインをもちこめるのか、いま新たに何ができるのか、など。容易に答えが出せることではないけれど、この仲間たちと、そしてやがて出会う新たな仲間たちと、これからも持続的に考えていこうと思います。