ああ疲れた。それもそのはず、フランスからドイツまで歩いてきました。
といっても歩いたのはストラスブールからケールまで。トラム(路面電車)D線の終点アリスティッド・ブリヤンから、わずか2キロ半ほどの道のりでした。
それでも国境のライン川を渡るのはすばらしい気分。さすがの水量、さすがの冷たい風。強烈な強風。みぞれ混じりのお天気雨に打たれながら河の中央に立つと、うれしくて笑いがこみあげてきます。
ケールは街があまりにきれいでびっくり。ラテン系の国には絶対にない清潔感でした。
こうして初めてのドイツに。それにしても驚くのは14世紀にはすでにこの場所に橋がかけられていたということ。この川幅で? いったいどうやってたのかな。浮き橋だったんだろうか。
フランス話はいろいろありますが、また少しずつ。今週はいよいよわれわれのギャラリー展示「樹木 木と人の心」の設営です。