大竹昭子さんの写真展が始まりました。
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1980年のニューヨーク。ぼく自身が初めてニューヨークに行ったのは1981年12月で、3週間過ごしました。ぼくが行ったころが、ちょうど(ぼくと同い年の)キース・ハリングをはじめとするグラフィティ・アートやブレイク・ダンスが始まった時期。ヒップホップ文化の創成神話の時期でした。大竹さんのニューヨークに、1年の時間差を見ることができるかどうか、興味津々浦々。絶対に行きます。
ちょうど大竹さんの名著『図鑑少年』が中公文庫に入ったところ。解説は堀江敏幸さん。実年齢とは無関係にわれわれの誰よりも精神年齢の高い堀江さんのみごとな解説で、この本がいっそう引き立ちます。作文の道を志すみなさんには、お手本とすべき本であり、解説です。
で、ぼくが目下興味をもっているのが、単行本(小学館、1999年)とどれだけ写真のさしかえがされているのかということ。あれ? ぼくが好きだったあのつながれた黒犬は姿を消したのかな。でも、代わりに恐るべき白い鳩の群れが登場? まだぱらぱらと見ただけなので、これからよく検討してみます。
大竹さん、おめでとうございます!