2010年1月13日水曜日

忘れないうちに2009

毎年、年末に「みすず」が読書アンケートをやるんだけど、ぐずぐずしててまた答えそびれました。それで、ここに答えておきます。おまけもつけて。

2009年の本

(1)ジョージ・スタイナーが「ニューヨーカー」に書いた書評エッセーを集めたやつ。批評家とはこういうものかと思う。
(2)スーザン・ソンタグの若いころの日記(出版は2008年)。知性と感受性の至高の一致。
(3)ティム・インゴルドのすべて。ひさびさに夢中になれる人類学者に出会った。
(4)バーバラ・ジョンソン訳のマラルメ『ディヴァガシオン』。

2009年の物故者

特別な友人を除けば、なんといっても
(1)バーバラ・ジョンソン。現代アメリカの最高に明晰な批評家が、長い闘病の末に。1980年代はじめ、彼女に弟子入りしようと思っていたことがあった。すればよかった、残念!
(2)レス・ポール。さんざん親しんできた名前なのに、伝記映画を見るまで、あれほどすごいギタリストだとは知らなかった。まったくバカだった。
(3)クロード・レヴィ=ストロース。説明無用。

2009年の音楽

レス・ポールとメアリ・フォード。最高のギタリスト、最高の歌声。他にもいろいろ。