ギャラリー展示、ぼくらの「樹木」展が10日を最終日として終わったあと、14日(金)から地元・川崎が生んだダゲレオタイプ写真家、新井卓さんの意欲的な個展を開催します。ディジタルコンテンツ系・倉石信乃研究室主催。
http://fiatmodes.blogspot.com/
これも絶対におもしろいので、ぜひごらんください。
Sunday, 9 January 2011
仕事始め、ある種の
新年の授業はまだ来週からだが、土曜日、シェイクスピア・ゼミの学生たちとシアター・コクーンで『十二夜』を観てきた。コクーン・シートと呼ばれる、最上階脇のバルコニー部分から。視界がかなり限られてしまうが、そんなこともぜんぜん気にならないくらい楽しめる舞台だった。
船が難破して生き別れになる、そして互いに相手が死んだものと信じている、双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラ。さらにヴァイオラが生き延びるために男装した姿であるシザーリオの2+1役を、松たか子が好演。いや、好演どころか、セバスチャンとヴァイオラの対面のシーンなど、深い感動なくしては観られない絶世の演技だったと思う。
原作のおもしろさに、串田和美による演出のおもしろさ、俳優たち全員の良さ、そして何より音楽の圧倒的なすばらしさ。(音楽担当はリュート奏者のつのだたかし。)
http://www.linkclub.or.jp/~dowland/tsunoda/tsunoda.html
ジャグラーもすごかった。大喝采。こうしたすべてによって笑いと独特なさびしさが絶妙に入り混じり、いつしか夢心地に誘われる完璧な舞台でした。
1年生ばかりの学生たちも大満足。みんな理工の学生たちだけれど、今学期にとりあげたいくつかの戯曲の総仕上げになった。これからもぜひシェイクスピアの他の作品を読み、かつ、機会があればどんな舞台であれ観てほしい。
ということで来週は『ロミオとジュリエット』の読み合わせ、その次の週は期末試験です。
船が難破して生き別れになる、そして互いに相手が死んだものと信じている、双子の兄妹、セバスチャンとヴァイオラ。さらにヴァイオラが生き延びるために男装した姿であるシザーリオの2+1役を、松たか子が好演。いや、好演どころか、セバスチャンとヴァイオラの対面のシーンなど、深い感動なくしては観られない絶世の演技だったと思う。
原作のおもしろさに、串田和美による演出のおもしろさ、俳優たち全員の良さ、そして何より音楽の圧倒的なすばらしさ。(音楽担当はリュート奏者のつのだたかし。)
http://www.linkclub.or.jp/~dowland/tsunoda/tsunoda.html
ジャグラーもすごかった。大喝采。こうしたすべてによって笑いと独特なさびしさが絶妙に入り混じり、いつしか夢心地に誘われる完璧な舞台でした。
1年生ばかりの学生たちも大満足。みんな理工の学生たちだけれど、今学期にとりあげたいくつかの戯曲の総仕上げになった。これからもぜひシェイクスピアの他の作品を読み、かつ、機会があればどんな舞台であれ観てほしい。
ということで来週は『ロミオとジュリエット』の読み合わせ、その次の週は期末試験です。
Saturday, 8 January 2011
タヌキ、きみは
きょう、生田のキャンパス内にタヌキがいた。農学部エリアの草むら、日当りのいい、風を避けられるところに、犬のおすわりのようにしゃがみこんでじっとしている。
すっかり弱っているようだ。目が潰れて見えていないようすだし、全身の毛が皮膚病でか、広範囲に抜け落ちている。近づいても逃げないが、驚かせるのはかわいそうなので、ちょっと離れたところから見ていた。太陽以外になんの味方もいないみたいだった。
この地域、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、イタチ、なんでもいて不思議ではないが、白昼にこんなふうに見かけたのは初めて。それほどまでに弱りきっているということだろう。
かわいそうに。そう思っても、何をしてあげることもできない。この寒い夜には、どこに身を隠しただろう。遠からず、眠りの中で息絶えて行くのだろうか。
すっかり弱っているようだ。目が潰れて見えていないようすだし、全身の毛が皮膚病でか、広範囲に抜け落ちている。近づいても逃げないが、驚かせるのはかわいそうなので、ちょっと離れたところから見ていた。太陽以外になんの味方もいないみたいだった。
この地域、タヌキ、アナグマ、ハクビシン、イタチ、なんでもいて不思議ではないが、白昼にこんなふうに見かけたのは初めて。それほどまでに弱りきっているということだろう。
かわいそうに。そう思っても、何をしてあげることもできない。この寒い夜には、どこに身を隠しただろう。遠からず、眠りの中で息絶えて行くのだろうか。
Thursday, 6 January 2011
年賀状ということばを知らなくて
年賀状をくださったみなさん! ありがとうございました、そして、ほんとうにごめんなさい。
この数年、こっちからはぜんぜん出さないのみならず、折角いただいたものにも返事をさしあげられずに、ズルズルと過ごしてます。とりわけ1枚ごとに手描きの楽しいイラストがあるものなどには、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。何かの機会にぜひ、どこかから、ひょいとお礼代わりの絵はがきなんかを投函してみたいものです。たとえそれが三年後でも、十年後でも!
このブログも、もともとは着想の宝庫にしたいと願っていたのですが、いまでは単なる活動報告とイベント告知ばかりになってしまいました。これではいけませんね。同僚の清岡さんのブログでは、いよいよ現在のフランス映画・音楽の紹介が充実してきました。ぼくもせめて学生のみんなの刺激になるようなことを書きたいものです、今年は。毎回はむりでも、せめて月に一度くらい。
さらには、せっかく参加させていただいている書評ブログの「書評空間」もずっとさぼってて、すみません。大竹昭子さんはみずから決めて月2本をノルマにしているとか! さすが大竹さん。自律なきところ、文筆家の活動はありませんね。猛省いたします。今年はなんとか書評地帯にも帰ってゆきたいと思っています。いい本はつねにあるので、さらりと紹介を記す程度でも、題名を記す程度でも。
といいながら、きょうはハワイ島東部の古いプランテーション町ホノムで、古いお墓を見ていました。ここはたぶん日系とポルトガル系だけ、1860年代、70年代に生まれた移民一世たちが多いようです。これを歴史学や社会科学の論文にするだけの訓練がないので困りますが、縁もゆかりもなかったかれらの人生の痕跡から、何かの糸をつなげてゆければと思います。
大学院2期入試の願書を出す人には、来週必ずお目にかかりましょう。まだ大丈夫! 気楽に相談に来てください。大学の事務室から電話をまわしてもらってください。
それでは今年も本格的に始動。元気に、のんびり、やりましょう。
この数年、こっちからはぜんぜん出さないのみならず、折角いただいたものにも返事をさしあげられずに、ズルズルと過ごしてます。とりわけ1枚ごとに手描きの楽しいイラストがあるものなどには、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。何かの機会にぜひ、どこかから、ひょいとお礼代わりの絵はがきなんかを投函してみたいものです。たとえそれが三年後でも、十年後でも!
このブログも、もともとは着想の宝庫にしたいと願っていたのですが、いまでは単なる活動報告とイベント告知ばかりになってしまいました。これではいけませんね。同僚の清岡さんのブログでは、いよいよ現在のフランス映画・音楽の紹介が充実してきました。ぼくもせめて学生のみんなの刺激になるようなことを書きたいものです、今年は。毎回はむりでも、せめて月に一度くらい。
さらには、せっかく参加させていただいている書評ブログの「書評空間」もずっとさぼってて、すみません。大竹昭子さんはみずから決めて月2本をノルマにしているとか! さすが大竹さん。自律なきところ、文筆家の活動はありませんね。猛省いたします。今年はなんとか書評地帯にも帰ってゆきたいと思っています。いい本はつねにあるので、さらりと紹介を記す程度でも、題名を記す程度でも。
といいながら、きょうはハワイ島東部の古いプランテーション町ホノムで、古いお墓を見ていました。ここはたぶん日系とポルトガル系だけ、1860年代、70年代に生まれた移民一世たちが多いようです。これを歴史学や社会科学の論文にするだけの訓練がないので困りますが、縁もゆかりもなかったかれらの人生の痕跡から、何かの糸をつなげてゆければと思います。
大学院2期入試の願書を出す人には、来週必ずお目にかかりましょう。まだ大丈夫! 気楽に相談に来てください。大学の事務室から電話をまわしてもらってください。
それでは今年も本格的に始動。元気に、のんびり、やりましょう。
Sunday, 2 January 2011
「水牛のように」1月号
「水牛のように」が更新されました。ぼくは「犬狼詩集」21、22を寄稿しています。
http://www.suigyu.com/sg1101.html
のんびりひっそり確実に続くのが「水牛」の涎と歩み。今年もよろしく。
ところでぼくの詩集の続編『Agend'Ars2』はすでに64篇中の46篇までができています。今年も秋には出したいものだと思っているのですが、とにかく詩集とはまったく売れないものなので、本のかたちにするのはもうむずかしいかもしれません。そのときは、コピー印刷、ホッチキス留め、手書きの通し番号と献辞入り、気が向いたらイラスト入り、限定30部くらいの超私家版手作り版にします。
何事もケセラセラ、今年も。
http://www.suigyu.com/sg1101.html
のんびりひっそり確実に続くのが「水牛」の涎と歩み。今年もよろしく。
ところでぼくの詩集の続編『Agend'Ars2』はすでに64篇中の46篇までができています。今年も秋には出したいものだと思っているのですが、とにかく詩集とはまったく売れないものなので、本のかたちにするのはもうむずかしいかもしれません。そのときは、コピー印刷、ホッチキス留め、手書きの通し番号と献辞入り、気が向いたらイラスト入り、限定30部くらいの超私家版手作り版にします。
何事もケセラセラ、今年も。
Saturday, 1 January 2011
この4位は!
青山ブックセンター本店のtweet を引用します。
「突然ですが、本店でことし売れた文芸書のランキングを発表します。1位~3位は『1Q84』3,1,2。4位は、管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』。5位:阿部和重『ピストルズ』、6位:村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』、7位:柴田元幸『ケンブリッジ・サーカス』...」
1〜3位を考えると、この4位はすごいかも! 青山通りの一角だけでミクロ気候区の集中豪雨みたいに売れている本というのもおもしろい現象です。自分では1冊も買ってないよ! (『斜線の旅』は、人にあげるために、ここで2冊買った。)
ABCのみなさん、今年もよろしくお願いいたします。
(追記。その後、ざんねんながら、年末に出た『KAGEROU』に数冊抜かれたことが判明したそうです。)
「突然ですが、本店でことし売れた文芸書のランキングを発表します。1位~3位は『1Q84』3,1,2。4位は、管啓次郎『本は読めないものだから心配するな』。5位:阿部和重『ピストルズ』、6位:村上春樹『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』、7位:柴田元幸『ケンブリッジ・サーカス』...」
1〜3位を考えると、この4位はすごいかも! 青山通りの一角だけでミクロ気候区の集中豪雨みたいに売れている本というのもおもしろい現象です。自分では1冊も買ってないよ! (『斜線の旅』は、人にあげるために、ここで2冊買った。)
ABCのみなさん、今年もよろしくお願いいたします。
(追記。その後、ざんねんながら、年末に出た『KAGEROU』に数冊抜かれたことが判明したそうです。)
旦敬介×小池桂一@ABC!
あけましておめでとうございます。今年もいろいろのんびりやりましょう。
さて、1月。早くもありえなかったことが起こります。青山ブックセンター本店での旦敬介と小池桂一の対話! 旦くんの快著『ライティング・マシーン』刊行記念。バロウズをめぐる、めくるめくトリップ感覚いっぱいの話が聞けそうです。
http://www.aoyamabc.co.jp/event/2010/638/
小池くんが人前で話をするのは一世紀に一度(かそこら)のできごと。たちまち予約が埋まること必至です。全員集合しましょう! 立ち見もジーザス、じゃなくて、辞さず。
なお、まだ誰もその姿を知らない小池くんとぼくの共同プロジェクトも、今年上半期にはかたちをとる見込みです。これも驚嘆を約束します。お楽しみに。
ではまずはABCで。冬を熱くすごす最良の方法です。
さて、1月。早くもありえなかったことが起こります。青山ブックセンター本店での旦敬介と小池桂一の対話! 旦くんの快著『ライティング・マシーン』刊行記念。バロウズをめぐる、めくるめくトリップ感覚いっぱいの話が聞けそうです。
http://www.aoyamabc.co.jp/event/2010/638/
小池くんが人前で話をするのは一世紀に一度(かそこら)のできごと。たちまち予約が埋まること必至です。全員集合しましょう! 立ち見もジーザス、じゃなくて、辞さず。
なお、まだ誰もその姿を知らない小池くんとぼくの共同プロジェクトも、今年上半期にはかたちをとる見込みです。これも驚嘆を約束します。お楽しみに。
ではまずはABCで。冬を熱くすごす最良の方法です。
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