2009年12月21日月曜日

きょうの詩

ワークショップの参考作品として、みんなの帰りを待ちながら、ぼくが書いたもの。「冬至の前日」として12月20日を表し、場所はむかし通っていたアテネ・フランセです。


十二月が十二月を思い出している
冬至と前日のあいだに危険な谷間がある
正午に灰色の霙が降り出して
深夜には流星のような雨になった
光が降る、小さな光の群れが
その群れを毛皮に宿して
はぐれた犬の仔が懸命に走っている
彼はabécédaireを学ぶだろう
どんなミモザ色の予感が過去における
未来をさしていたのか
未知の活用を探していたのか
そのころ初めて読んだ詩は「地帯」で
それですべての朝の街路が詩の洪水になった
リュテシアのアテナイの地理学者が
赤いセーターを着て口笛を吹いていた
坂の石段に性別があることを学んだ