Tuesday 16 December 2008

2009年度

いろいろ迷っていたのだが、来年度の1、2年生むけ「総合文化ゼミナール」の題目を決めた。

1限が「ヒトはどこにいるのか?」
2限が「歩行という経験」

前者は、生物界におけるヒトの位置を考え直すために、何冊かの生物学関連の一般向けの本を読む。日高敏隆、河合雅雄、ウィルソン、ユクスキュル、ロレンツ、ダーウィン、マトゥラーナとバレーラなど。

後者は、ヒトにとっての歩行の自然史と思想史を多角的に追うもの。来年、生田図書館のギャラリー・ゼロで開催しようと思っているWALKING展の準備も兼ねている。

これ以外に、大学院ゼミでは半分はベイトソン(今学期からの継続)、半分はキットラーを読むつもり。生物学的な生存環境とメディア情報環境の接合ぶりを考えてみたい。

来年もいろんな予定が入りはじめ、ちょっと緊張。今年(どころか数年前)から完成させられずにいるいくつかの仕事を、順次かたちにしていきたい。

そして今年はあと半月。Good grief...