Friday, 5 November 2010

「20世紀フランス文学と写真」

ワークショップ、いよいよ明日です。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/futsubun/news/2010/10/08/

専門の研究者のみなさんのあいだにひとり野良犬のように迷いこむのも辛いけれど、何かおもしろい手料理を持参できるようにします。

少なくとも畠山直哉ファンのみなさんには欠かせないイベントですね!

Wednesday, 3 November 2010

畠山直哉on「詩と写真」

お伝えするのを忘れていました。Art Itに畠山直哉さんのインタビューが全3回で掲載され、その中で9月にやった港くんとぼくの対談のことが触れられています。

http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/57Fxjr0DLt9yEIWdiBJ2/

詩と写真をめぐる議論は、まだこれから。この土曜日のために、何か考えてゆかなくてはなりません。さて、どうしようかなあ。何か考えがある人は、土曜日に東大本郷のフランス文学科に、ぜひ来てください。

万物は流転する、のだから

青山ブックセンター本店での「本の島」の棚、今月でいったん終わりになるそうです。残念ですが、それもよし! 書店の棚は流動の中にあり、流れからどんな水をすくうかは読者ひとりひとりの運命と判断にあります。

ともあれ、ぼくにとっては、2010年は「本の島」の年として記憶されることでしょう。次の島は、必ずどこかで生まれます。また会おう、そこで、ここで、あそこで、どこで、すべての島で!

(以下、twitter情報を無断で転載)

「ながいこと展開していたブックフェア「本の島」ですが、今月下旬に一旦終了することになりました。見にきてくださった皆様、どうもありがとうございました!20までは開催していますので、ご来店お待ちしております!!(本店t島)  http://p.tl/8FsY


大竹昭子写真展&『図鑑少年』!

大竹昭子さんの写真展が始まりました。

http://katarikoko.blog40.fc2.com/

1980年のニューヨーク。ぼく自身が初めてニューヨークに行ったのは1981年12月で、3週間過ごしました。ぼくが行ったころが、ちょうど(ぼくと同い年の)キース・ハリングをはじめとするグラフィティ・アートやブレイク・ダンスが始まった時期。ヒップホップ文化の創成神話の時期でした。大竹さんのニューヨークに、1年の時間差を見ることができるかどうか、興味津々浦々。絶対に行きます。

ちょうど大竹さんの名著『図鑑少年』が中公文庫に入ったところ。解説は堀江敏幸さん。実年齢とは無関係にわれわれの誰よりも精神年齢の高い堀江さんのみごとな解説で、この本がいっそう引き立ちます。作文の道を志すみなさんには、お手本とすべき本であり、解説です。

で、ぼくが目下興味をもっているのが、単行本(小学館、1999年)とどれだけ写真のさしかえがされているのかということ。あれ? ぼくが好きだったあのつながれた黒犬は姿を消したのかな。でも、代わりに恐るべき白い鳩の群れが登場? まだぱらぱらと見ただけなので、これからよく検討してみます。

大竹さん、おめでとうございます!

Tuesday, 2 November 2010

「水牛のように」11月号

毎月ついたちは「水牛」の日。鈍重な水牛であるわれわれが草のよだれを垂らしながら、あちこちから集ってくる日。今月も更新されました。八巻さん、ありがとうございました!

http://www.suigyu.com/sg1011.html

ぼくは「犬狼詩集」17、18を寄稿しています。

Monday, 1 November 2010

松浦寿輝「詩の波、詩の岸辺」

「毎日新聞」10月26日夕刊の「詩の波、詩の岸辺」で、松浦寿輝さんがぼくの詩集『Agend'Ars』をとりあげてくださいました。うれしい驚き。

詩集を出すということ自体が一種の冗談としてしか受け取られない文化=社会の中で、自分の拙い詩に賭けられているものを真剣にうけとめてくれる人がいるのは、ほんとうに励まされることです。そんな読者が3人から30人いれば、それだけで詩集を出す意味はあったということになるでしょう。300人いればもっといいけど。3000人になると、たぶんどこかで大きな誤解が。

奇しくも今日(10月31日)はキーツの誕生日。彼は1795年の今日生まれました。もちろん、キーツはこんなばかげた経済学(心的な、知的な、金銭的な)はいっさい考えなかったはず。これからも、少しずつ、16行詩という決まった形式で(つまり小さな面積の画布で)、作品を書いて行きたいと思います。

さあ読もう『ゴッドスター』!

新潮文庫11月の新刊の1冊が古川日出男『ゴッドスター』。東京にあきあきしているすべての人に勧めたい、痛快な中編です。

ぼくは巻末に「これは解説ではない」という短文を寄せています。読んでいるうちに古川さんの文体にどんどん同期していって、その結果がこれ。ぜひごらんください!