Saturday, 15 May 2010

カタリココの声!

大竹昭子さんがカタリココのブログで「本の島」イベントを紹介してくださいました。日曜日には表参道にいらしていただけるようです。

http://katarikoko.blog40.fc2.com/

うれしい! のんびりした初夏の午後の語らいにしましょう。本好きのみなさん、ぜひどうぞ。

Thursday, 13 May 2010

修士論文/作品制作

ディジタルコンテンツ系では修士論文の執筆による以外に、作品制作で「学術修士」を取得するオプションを認めています。ただしこの場合も、作品について文章できちんと説明できるよう、作品を支持する論文を書くことを求めています。

作品制作による修了の場合、作品と論文の比重は半々だと考えてください(つまり「作品がすべてを語るのだから言葉は必要なし」という考え方は認めない)。

いずれにせよ修士論文/作品制作という個人プロジェクトがすべてです。これにとりかかるのに早すぎるということはありません。1年の夏までには方針を決めてすぐに書き始める/作り始めるべきです。

昨年は2年になってから完全に方向性を変えて、「理系」分野から社会思想史に「転向」し、大変な努力の末に1年後には200枚の修士論文を完成させた感動的な努力家もいました。が、それは例外。やはり早くから十分な時間をつぎこんで作業にとりくんだ者だけが、いい研究をし、いい論文を書きました。

大学院は研究の場、それも自分で自分の独自の領域を見出すために研究する場。研究という目的を見失うと、2年というただでさえ短い期間が、無為に過ぎてゆきます。

逆に、努力を注ぎ込めばそれだけ新しい視野が開け、新しい経路が見えてくるはずです。2年後にどれだけの新たな視覚を得られるかは、すべて自分の<研究>ぶりにかかっている。それが大学院という場の最低限の合意であり、与えられた知識を身につければよい学部レベルとは、はっきりと違った場所だと考える必要があります。

大学院進学相談会(5月22日)

5月22日(土)の午後、明治大学の大学院の全分野が一堂に会しての進学説明会を行います。場所はお茶の水のアカデミーコモン(お茶の水駅から徒歩3分)。個別の相談に乗ります。詳細は

http://www.meiji.ac.jp/koho/hus/html/dtl_0003907.html

ぜひ来てください。特にキャリアの途中にあって、修士論文執筆を次のステップのための足がかりにしようとする人、大歓迎です。

われわれは「理工学研究科」のエリアに個別のブースをもらえるはず。そこにいます。待ってます!

Wednesday, 12 May 2010

札幌へ?

このところ心が北に向いている。月曜日にモエレ沼公園の学芸員の宮井和美さんにお目にかかり、冬のモエレ沼公園の楽しさをうかがった。もちろん、夏も。今後1年のあいだに3回は札幌に行こうと決意。夏も歩き、冬も歩く。冬なんか、雪の中でキャンプする(公園内なら遭難しないと思う)。

また北方民族博物館では、いま夭折したオーストラリア先住民研究者、保苅実さんの写真展をやっているようだ。ご案内をいただいたのは札幌在住の写真家・露口啓二さん。ありがとうございました。なんとか行きたいなあ、これも。

この日、麻布十番のgm tenでは豊嶋秀樹さんから昨年おこなわれた「岩木遠足」のチラシをいただいた。

http://www.iwaki-ensoku.com/read/001_002/

ぼくらの青森合宿のちょっと前に、こんなことが。すごくおもしろそうなイベント!

ということで、今年は「北海道、青森、岩手に行くぞ」と思う日々。(でもこもって仕事をするのが優先か......)

<本の島>をめぐる対話、いよいよ次の日曜日です


故・津田新吾のプロジェクト「本の島」をめぐる対話シリーズ@青山ブックセンター本店。いよいよ16日の日曜日に第2回が開催されます。ぼくと野崎歓さんと、鄭暎惠さん。
www.aoyamabc.co.jp/10/10_201005/vol1516.html

われわれの心が住む島、それが本の島。ぼくはいつも話が下手ですが、会場で配布される特別なパンフレットのためだけにでも来る価値あり!そしてぼくと野崎さんと鄭さんという今回はじめて実現する組み合わせが、もともと津田新吾の頭の中だけにしかなかったものだということも、いうまでもありません。

本の話をしよう、一緒に!

Tuesday, 11 May 2010

すっきりしたお別れ

白水社の須山さんのお通夜に参列。雨の中、少なく見積もっても300人以上の人が集まっていた。オイオイとあきれられつつも愛されていた人柄の偲ばれる、無宗教の、いい集いだった。

彼の職場・白水社の及川さん、友人+著者として清岡智比古さん、バンド仲間の清岡秀哉さん、やはり友人+著者の中島岳志さん。どのお別れの言葉を聞いても、もらい泣き、泣き笑い。楽しいスライドショーを見ながら、悲しみの中に明るさの灯る別れ。こうありたいものだ。

もらったCDは、かれらが中1のときに録音したオリジナル曲集。帰宅してこれを聴いて、抱腹絶倒。久住ブラザーズの『中学生日記』そのままの世界!しかも感覚が強烈にパンク。

かれら(1963年生まれの学年)が中1ということは、1976年だよ。すごい!パンクに先行してパンクじゃないか。セックスピストルズ、出直せよ。パンクの発祥は日本の中学生だった。そんな忘れられた歴史は、誰かが思い出さなくてはならない。

まあ誰もがたかだか半世紀の前後でこの世を去ってゆくと思えば、すべての別れは一時的なもの。またどこかでみんなで会って、こんどはパンク中学生的ジャムセッションにぼくも加わろう。ドラマーの岳ちゃん、そのときはよろしく!

Monday, 10 May 2010

おめでとう、笠間さん、澤田くん

今年の日仏翻訳文学賞はマリー・ンディアイ『心ふさがれて』(インスクリプト)の笠間直穂子、フィリップ・フォレスト『さりながら』(白水社)の澤田直のお二人に決定。どちらもそれぞれの世代を代表するフランス文学者、+α。

笠間さんはルーマニア文学にも詳しいし、日本の代表的サルトル研究者でもある澤田くんは地中海圏全域を視野に入れ大変に幅広い活動をずっと続けてきたポリグロット。尊敬する二人の友人たちです。

今月下旬、授賞式があるようです。おめでとう! ぼくも進行中の翻訳を早く完成させたい。賞には当然無縁だろうけれど。

(なおこの受賞についてのはるかに詳しい紹介がインスクリプトのブログにあります。

http://inscriptinfo.blogspot.com/2010/03/15.html

過去の受賞者も錚々たるもの。あたりまえか。)