2014年1月28日火曜日

植物という生き方

2010年にメルボルンで進藤詩子さんが企画した美術展 Immanent Landscape に際して、出品作家のひとりだった華道家の片桐功敦さんが記した文章から。彼がアーネムランドで出会った、その土地で育った白人女性の言葉。

「アボリジナルの人々はみんな、それぞれの祖先のトーテムを持っているの。何かの動物の。でも不思議ね。植物のトーテムを持つアボリジナルには会ったことがないの。きっと植物は大地に属するもの、私たちを含めた動物とは違う時間に生きているからなのかもしれないわね。大地は本当の意味で私たちを生かしてくれているから」

植物の留まる生き方と、動物の動く生き方。ここから出発して何がいえるか、考えてみよう。