Friday 21 December 2007

科学者の生涯(2)

メンデルの強さは数学の勝利
12980個の標本から「法則」を引き出した
ワットは子供のころやかんを爆発させ(危険!)
のちには「機関」の大小を分別した
パスツールの実験は「白鳥の首」
ウイルスを知らないままワクチンを作った
ライト兄弟の発明は空飛ぶ自転車
何を思ったか「先翼」という余計なものをつけちゃった
メンデレーエフはシベリア育ちで
政治犯たちから最新科学を惜しみなく教わった
ガリレイってピサの斜塔にほんとに上ったの?
自然を数学で記述したのはたしかに彼が最初
ガウスは9歳のときから気味悪いほどの神童で
60歳になるとロシア語の勉強を始めた
ゲーデルは変人、悲しい「なぜなぜくん」
毒殺を恐れるあまりついに飢え死
ボルツマンにとって時間はどっち向きでもいい
彼の世界はにぎやかな躁鬱病の異邦
北里の功績は「抗体」の発見だが
いったいコカインをどれだけやったのか?

(同書を参照)