2016年3月26日土曜日

アントナン・アルトー『手先と責苦』

アントナン・アルトーが生前に構想した最後の本である『手先と責苦』。河出書房新社の「アルトー後期集成」全3冊のひとつとして2007年に刊行されるはずでしたが、諸般の事情でずっと遅れていました。この遅れはぼくの責任、深くお詫びします。

それがこのたび、完成、刊行。ぼくと大原宣久くんの共訳です。そもそも翻訳不可能な部分も多い、極端で過激な本ですが、なんとか通読できるかたちになったと思います。そして、これまでのアルトーのイメージに、少しは別の音程というか声域を加えることができたはず。

よかったらぜひ手にとって、読んでみてください。「人生」そのものに対する態度を、根源的に変えるきっかけとなるかもしれません。