2013年11月25日月曜日

青森ツアーを終えて

23日、八戸郊外のバイパス沿いにあるSlow Baseに。ここは小説家・木村友祐のお兄さん木村勝一さんが営む複合スペースで、カフェ、雑貨店、古着屋などが入った大きな建物。勝一さんはキックボクサー、俳優、アーティスト。鉄板を切って犬のフィギュアを作る、パワフルな人です。

そして彼が作り上げたのが、裏手の森に点在するツリーハウス群! 友祐さんの佳作『海猫ツリーハウス』の舞台そのもの。ちょっとびっくりします。この規模の村が森の空中にあるなんて。まさに八戸ヘテロトピア。

ここのカフェで、友祐さん、山内明美さんと語り合いました。われわれが生きる時代を、そして<東北>という土地を。その糸口を見つけただけで終わりましたが、これから長い時間をかけて持続的に話し合っていかなくてはならないことばかりです。この鼎談、「すばる」の2014年3月号に掲載予定です。お楽しみに。その後、詩人の田中庸介さんの朗読、木村兄弟による八戸弁全開の『海猫ツリーハウス』朗読もあって、すばらしい一夜でした。

24日はおなじメンバーで、まず新郷村の「キリストの墓」を見たあと、奥入瀬渓流ホテルにむかいました。十和田奥入瀬芸術祭、最終日のクロージング・イベントとして、石田千さんと対談。土地の魅力にどうアプローチするかを、改めて話し合いました。この芸術祭をプロデュースした藤浩志さんも来てくれて、藤さんの「やせ犬」たちと木村勝一さんの「鉄犬」が出会う可能性が生まれました。十和田と八戸の新たな連係?

ともあれこれにて6日間連続イベント、どうにか終了。みなさまありがとうございました。これからも、ヘテロトピアの創出をめざしましょう。