2013年7月17日水曜日

読売書評 #37

西井 凉子『情動のエスノグラフィ』(京都大学学術出版会)。7月14日掲載。


南タイ、仏教徒とイスラム教徒がほぼ半々の村をフィールドとする人類学者による民族誌。フィールドで出会った数々の死の体験を中心に、たぶんもっとも科学になりにくい、人々がつねに共有している情動の流れを意識化しようとする好著です。