Wednesday 5 September 2007

世界の民族音楽

9月。夏の宿題がぜんぜん終わらず、苦しみはつづく。もっとも、朝の涼しさが気持ちいい! 犬もよろこぶ季節になった。

8月の仕事としては、フランスの作家シルヴィー・ジェルマンへのインタビューとエッセーの翻訳が、今週発売の雑誌「すばる」10月号に掲載。かなり特異な角度からのインタビューなので、ぜひ見てください。

さて、前期に明治大学リバティ・アカデミーで「世界文化の旅・アフリカ編」という連続講座を担当したことは以前に記した。このアカデミーには「オープン講座」があり、明治の学生なら無料で受講できる(一般は1000円とか、そのつどちがうみたい)。

後期のオープン講座でお勧めなのは、明治の名物教授のひとりだった地理学者の江波戸昭さん(現在は名誉教授)の「民族音楽」講座。毎回、異なった地域の音楽を、ミュージシャンたちの生演奏付きでたっぷり楽しませてくれる。詳細は

https://academy.meiji.jp/ccs/top/o-punnkouza_top.htm

10月から12月にかけて3回開催されるが、特に注目すべきは12月15日(土)の「Axe Ile Oba 偉大なるアフリカ=ブラジルの精神文化、オリシャ信仰と音楽」! こうして記すだけでぞくぞくしてくる、あまりに楽しみな企画だ。

要予約なので、上記のサイトからどうぞ。ぼくはただの観客ですが、会場で会いましょう。