Sunday 24 January 2021

そのつづき(ちょっと蛇足)

 「現在は情報環境として、日本から一歩も出なくても完全に英語環境を整えることができる。半世紀前から考えると信じられない状況だ。

中学生のころ、ぼくは英語の勉強をしたくても「ソノシート」と呼ばれるペラペラのビニール盤に録音された音声教材をレコードプレーヤーでくりかえし聞くしかなかった。大学に入ったころも当時FEN (Far East Network) と呼ばれていた米軍放送(American Forces Network)に耳を傾けて本物の英語を学ぶしかなかった。
それから思うと、現在は、求めればそこにある。すべてがある。ぼくはYouTubeこそ21世紀の最大の発明だと思うが、いまは自分ひとりでネイティヴ並みの言語能力を、タダで身につけることが可能な時代だ。
その目標を阻むのは自分自身だけ。そして、これまでに吹き込まれてきたさまざまなまちがった思い込みだけ。今年はとにかく「本物の英語を身につける」ことを自分に誓って、そのための戦略を立て、習慣化してほしい。」