2010年4月30日金曜日

マリオ曼陀羅@南青山

マリオ曼陀羅、田内万里夫さんからのお知らせです。これは見たい! 連休最後の夜を飾るにふさわしいイベントです。

5月5日(祝) 19時より

南青山のアートスペース「void+」に、ベルギー/ブリュッセルより同国最高峰のドラマー/エリック・ティールマンス、そして独自の奏法で世界を流浪するチューバ奏者/高岡大祐を迎え、ライブ・パフォーマンスのイベントを催します。サックス奏者/アレクサンダー・バーンを加えたトリオでのインプロビゼーションです。

また、写真家/長谷良樹のランドスケープ写真のプロジェクションをバックに、独自のフリースタイル・タップダンスで高い人気と評価を得ているSAROの疾走するタップダンス。

それぞれのライブと共に画家/田内万里夫がライブ・ドローイング。

「エリック・ティールマンスは存在そのものが音楽を感じさせる人だった。アレグザンダー・バーンは超変態。高岡大祐はチューバの可能性を予測不可能までに拡げている。敢えて言おう、エルメート・パスコアルの来日決定で盛り上がっている人たち!彼らのライブに行かないと一生後悔するぞ!」

【※イベントについての詳細は、下記URLをご確認ください】
http://www.sukimaweb.com/mario-mandala/release/2010_05_05_voidplus.htm

2010年4月28日水曜日

『チョコラ!』DVD近日発売

昨年大きな感銘を受けた小林茂監督のドキュメンタリー『チョコラ!』のDVDが、いよいよ5月29日に紀伊國屋書店から発売されます。また、これに合わせて何度かの上映会が開催される模様。詳細はwww.chokora.jpを。アフリカ好きのみなさんもそうではない方も、ぜひごらんください。


5月2〜4日、小岩コミュニティホールでは「メイシネマ祭」開催。これも気になるドキュメンタリーが並んでいます。完成したばかりの本橋成一プロデュース、纐纈あや監督の『祝(ほうり)の島』も。


なんとか行きたいものです! 

2010年4月25日日曜日

奥多摩歩きの日曜日

快晴の日曜日。7月の文化台風にむけての歩き会、第1回を開催しました。参加者は62歳(わがドイツ語の同僚、立川高校山岳部出身で奥多摩に通暁する菊池良生さん)から小学生までの11名。快適このうえない気楽な歩きでした。


ぼくにとっては青梅より奥は初めて。念願の鳩の巣小橋をはじめ、よく整備されたトレールを楽しむことができました。こんどはカヌーをやりに行くか。


文化台風では独特な趣向のカフェを出展するかも。そのための超強力な助っ人が、きょうふらりと現われてくれました。


5月は東京下町、6月は三原山が舞台です。ぜひお気軽にご参加ください!

2010年4月23日金曜日

本の島への旅立ち

故・津田新吾が構想していたプロジェクト「本の島」。その夢をめぐる対話シリーズが青山ブックセンター本店で開かれます。


5月16日(日)の第一回、ぼくと野崎歓さんと、鄭暎惠さん。本をめぐるのんびりした話です。ぜひどうぞ!

www.aoyamabc.co.jp/10/10_201005/vol1516.html

2010年4月22日木曜日

Amazon

アマゾンからの通知で、アイスランドの火山噴火のせいで海外からの取り寄せが遅れているとのこと。北米便にまで影響が出てるのかなあ。実情はわからないが、アマゾンとアイスランドの観念的結合に興趣を覚えた。


それはともかく。ちょっと本を探していて、こんなケースに出会った。


http://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/4925085050/ref=dp_olp_new?ie=UTF8&qid=1271864200&sr=1-7&condition=new


故・梅木達郎さんの本だが、「新品」の「出品者」が版元の東北大学出版会。そうか、そういうのもあるんだ。取次を通さず、アマゾンに直接出品して販売できるのであれば、たとえばぼくが自分の本を自費出版して、独占的にアマゾンで売ってもいいわけだ。


これからそうしようかな。どうせ数が出るわけではないし。詩集はそれで行くのもおもしろいかも、おまけの手書きページを入れて。


梅木さんには、いちどだけお目にかかったことがある。山形で、夜更けまで話した。いい人だった。まさに一期一会でした。

2010年4月21日水曜日

北島敬三さん

ディジタルコンテンツ系で兼任講師をお願いしている北島敬三さんが、2010年度の日本写真協会賞・作家賞を受賞されました。


同協会によると「『北島敬三 1975-1991』『THE JOY OF PORTRAITS』などにおけるスナップショット群やポートレート、都市風景シリーズで示された、写真の新たな記録性に対して」の授賞だそうです。



おめでとうございます、北島さん! これからも学生たちをきびしくご指導ください。

2010年4月20日火曜日

Iceland

Out of this world...

www.boston.com/bigpicture/2010/04/more_from_eyjafjallajokull.html

2010年4月19日月曜日

北欧の空は

アイスランドの火山噴火でヨーロッパの空は大混乱をきたしているみたいだが、航空会社はどう対応しているのかと思い、なんとなく影響を強く受けそうなスカンジナビア航空のサイトを見てみた。すると。


Update: April 19, 2010 00:05 regardingSK944 and SK943
SK944, Chicago-Copenhagen, today, 18APR, will be diverted to Oslo.
For customers booked on SK943, Copenhagen-Chicago between 15-19 April, a bus service will depart Copenhagen airport at 06.00 19 April, to bring passengers to Oslo for the Chicago-bound flight scheduled for the afternoon.
 Update: April 19, 2010 00:00 regarding SK984/983
The Tokyo-Copenhagen and Copenhagen-Tokyo flights, both 19APR, will be cancelled as it is not possible to divert the flight to Oslo, as previously planned. This is because the necessary air space has again been closed and it will not be possible to operate a flight between Tokyo and Scandinavia.

コペンハーゲン空港が使えないのでオスロへ。それはいいのだが、コペンハーゲン発だったシカゴ便の乗客はバスでオスロに行くのだという。そんなバス路線が可能だとすら思わなかったので、驚き。バスのままフェリーに乗るのかな。
アイスランド、いよいよ行ってみたい島だ。

2010年4月18日日曜日

「En-Taxi」ディラン特集

その姿を一新した「En-Taxi」、2010年春号はボブ・ディラン特集です。お誘いを受けて、ライブツアー緊急レポートに寄稿しました。


「おまえの人生は転がる石だとディランが思い出させてくれた夜」(pp.32-33)


坪内祐三、みうらじゅん、菅野ヘッケル、浦沢直樹、諏訪哲史、中村よお、中山康樹、和久井光司、湯浅学のみなさんが、それぞれのディラン体験を書いています。


ぼくが見たのは名古屋、強烈でした。とにかく、むちゃくちゃに歌がいい。歌のステージでした。菅野ヘッケルさんが引いている次の言葉に、深く納得。


「ぼくの考えではパフォーマーはいずれ消えていく。ショーの主役は、ぼくではなく歌だ......いつも、その瞬間、現在にいようとしている」そして、けれども、歌を現在させるのは歌手で、歌手のそのつどの肉体。ここまで歌のうまい人はそうはいないというのが、率直な最終的感想。


名古屋では会場で坪内さんに会い、浦沢さんを見かけました。つい浦沢さんにサインを求めそうになって、自制。次回、またディランが来ることがあったら、こんどは全ステージを見ようと思う。

2010年4月17日土曜日

書評! 大竹昭子「Portable」



そうすることができる人は、明日ただちに青山ブックセンター本店に行ってごらん。文学棚の一角に、大竹昭子さんのコーナーができている。そこに置かれたA5版4ページのペラリと薄い印刷物が、大竹昭子「ポータブル」。無くならないうちに、これを手に入れるべきだ。急げ!

もちろん無料配布。大竹さんの22冊におよぶ著作一覧があり、いまのところ最新刊である長編小説『ソキョートーキョー』にいたる道のりを大竹さん自身が語っている。はじまりは1979年のニューヨーク。ということは、1981年にぼくがはじめてニューヨークに行ったとき、大竹さんもそこにいたんだ。あ、あのとき、ミッドタウンの本屋で出たばかりだったソンタグのUnder the Sign of Saturn をぼくが立ち読みしてたら、チラリと鋭い視線を飛ばしてきた小柄な東洋人女性が、いまにして思えば大竹さんだったのかも!

ジャンルにとらわれず、端正な日本語の文章をつむぎだす大竹さんの背後にあるのは「本を書くことで人間全体を生きたい」という気持ち。彼女のどの本、どんな文章にもみなぎっている、その場をその時をその人を全面的に体験したいというあふれるような熱が、彼女の人生にこんな歩みと本の群れをもたらした。改めて、打たれる。その心の広大さ、真剣さに。

そして写真と対話が、ずっと彼女の旅に並行して走る線路のようにあったことに、深く納得する。なぜなら、どちらもまさに「場」だけが生む何か。場を記憶に刻みこむ何かなのだから。

こうした小さな配布物、ぼくも考えてました。ぼく自身のすべての本とすべての翻訳についてのコメントを添えて。ま、いつかやります。お楽しみに。

それにしても青山ブックセンターの最近の展開はすごいよ。きょうは韓国人の若者のグループが、デザインや写真のコーナーを、真剣に議論しながら見入っていた。なるほど、韓国や台湾、中国からの、尖鋭な若者たちの旅の目的地になるのは、ぜんぜん変じゃない。東京のABCではない、すでに東アジアの代表的書店のひとつになっている。

これからも心のふるさとであってほしいABC。

2010年4月14日水曜日

一緒に歩こうか、どこかを、どこまでも

お待たせしました! 和光大学の長尾洋子研究室との共同企画として、以下のウォーキング・ツアーを開催します。日本列島の一部の春と初夏を思いきり体験する、最高の企画! 待ってます。来てください。よろしく!


<Spring Typhoon ウォーキング・ツアー> 参加者募集

歩く、読む、考える。
3つをつなげて、こねて、広げたら、何が生まれるだろう?

こんな好奇心から、ウォーキング・ツアー&展示を企画しています。
ウォーキング・ツアーは4月から6月にかけて、毎月一回行います(一回のみの参加も可)。

展示では、ツアーでの出会いや経験から生まれた作品、歩行にまつわる本、ワークショップなどを組み合わせて、新たな思考と実践の回路を探求します。
あなたも一緒に歩きませんか。

<日程>
4月25日(日)奥多摩・鳩ノ巣渓谷(定員15名)(申込締切日4月22日)
集合:午前11時、JR青梅線古里駅。解散:午後3時、JR奥多摩駅(予定)。雨天決行。

5月15日(土)下町馬づくし(定員15名)(申込締切日5月12日)
集合:午前10時30分JR駒込駅みどりの窓口前。解散:午後3時30分、十思公園(中央区日本橋小伝馬町)(予定)。雨天決行。

6月6日(日)大島・三原山(定員12名)(申込締切日6月2日)
集合:午前7時30分、JR浜松町駅南口改札。解散:午後6時、竹芝桟橋(予定)。雨天時6月13日(日)に延期。天候不順の場合、朝6時に決行するか否かを判断してご連絡します。
※ 高速ジェット船、登山バス代があわせて15,800円かかります。(詳細は申込時にお問い合わせください。)

<申込方法>
希望日(複数可)、お名前、メールアドレス、当日連絡のとれる電話番号を書いて



atsdd.event [at] gmail.com

までお申し込みください。複数名でのお申し込みの場合は、全員分のお名前、メールアドレス、電話番号をお知らせください。折り返し、詳しいご案内をお送りいたします。


参加費は無料です。交通費、食事代などは各自ご用意ください。

<主催>
明治大学管研究室+和光大学長尾研究室



お問い合わせはatsdd.event [at] gmail.comまでお願いいたします。
詳しくはウェブサイトもご覧ください。
http://artsy-dd.sakura.ne.jp/walking2010/walking-culty.html
※ この企画は、2010年7月2〜4日に駒沢大学で開催される文化研究の国際イベント"Cultural Typhoon 2010"(
http://cultural-typhoon.com/)に参加する予定です。

2010年4月13日火曜日

いよいよ新学期(ふたたび)

さあ、明日から授業です。火曜日は学部1・2年生対象の総合文化ゼミナール。今年は2コマ担当、「シェイクスピア」と『遠野物語』を、それぞれとりあげます。


20人以内の少人数なので、とにかくゆっくり読み、いろいろなことに気づく練習。シェイクスピアは、まずは『ロミオとジュリエット』から。あとは恋愛喜劇を中心に。『遠野物語』は遠野へのフィールドトリップを盛り込みたいんだけど、希望者がいるかどうか。お金もかかるし、むずかしいかな。でもひとりでも行くつもり、行ってみるつもり。東北大好き。


大学院は木曜日から。今年は当研究室には赤塚絵理、宋済勲、大洞敦史の3名が入学しました。M2の于結雲、黄菲菲、原一弘、さらに博士後期課程の清岡秀哉を加えて、いろいろやって行きます(佐藤達野は3DCGを学ぶべく新任の福地健太郎さんの研究室に移籍)。


とにかくM2はもちろんM1にも、最初から修士論文完成に焦点を定めてとりくんでほしい。始めるのに早すぎることはなく、時間はどれだけつぎこんでも十分ということはないし、結局、人は自分がそのためにつぎこんだ時間に見合ったものしか得られないのだということを、改めていう必要があるだろうか?


改めて確認しておきますが、当研究室は「コンテンツ批評」研究室であり、文章によるアウトプットを最重視します。そこには文系も理系も芸術系もありません。あるのはただ人間の思考とその痕跡のみ。問題となるのは、自分の考え方、見方、書き方に対する、十分な批判力だけ。


扱う主題はそれぞれ多様で、それぞれの個人プロジェクトを粘り強く追求してゆくこと。その追求の中で、自分が書いたものを批判的に読めるようにする、というのが、唯一の共通の目標です。すべての創造的展開は、その先にあります。その手前でとどまりつつ何とも思わないようでは、そもそも大学院に入っても、まったく意味がない。また今年から英語の講読を課します。最低限の読解力とコミュニケーション力を意地でも身につけること。


今年はさらに清岡秀哉さん(現役のエディトリアルデザイナーとして豊富な経験を有する)という得難い人材を得て、<デザイン人類学研究会>の設立にむけて一歩を踏み出すことにしました。予告します。この夏から「デザイン人類学ノート」Notes in Design Anthropologyを定期的に刊行します。ライバルはバタイユやレリス、カイヨワの<コレージュ・ド・ソシオロジー>とそのDocumentsです。


5月末の台北でのワークショップに加えて、7月にはカルチュラル・タイフーンに、和光大学の長尾洋子研究室とともに参加する準備を進めています。8月には文学=環境学会でも、昨年に続いてラウンドテーブルを組織したいと思っています。


こうして睡眠不足の日々、ふたたび。でも、夏をめざしてがんばろう!なお金曜の学部2年生の英語購読は、また独自教材でやる予定。これも乞うご期待。

2010年4月12日月曜日

4月24日には書店に走ろう

お待たせしました。いよいよあと2週間足らず、4月24日、角川文庫の新刊としてエイミー・ベンダーの長編小説『私自身の見えない徴』が発売されます。


http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200906000477


解説は中原中也賞詩人の文月悠光さん!しかも通常の「解説」的文ではなく、主人公モナの心そのものに応答するかたちの新作詩を書いてくださいました。詩による解説なんて、見たことないでしょ?お楽しみに。


おりしも4月10日(土)の朝日新聞朝刊に、文月さんの紹介記事が。いま、写真家の杣田美野里さんとの詩・写真展「蕾と花のあいだ」がジュンク堂札幌店で開かれているとか。


たまには札幌に飛んで、書肆吉成を訪ねたりモエレ沼公園に行ったりしたい。ほんとは住みたい、北海道。

佐々木愛「毎日のスケッチ」

佐々木愛さん。彼女と「WALKING」展を一緒にやれたのは本当にすばらしい経験だった。その彼女の新作展が、いよいよ4月18日からはじまる。


http://www.gmprojects.jp/exhibition/2010/0418/


そのコンセプトがすごい。毎日、新しいスケッチを描き、それを足しながらスライドショーを作ってゆくのだ。必見!会期中に最低3回は行こう。


愛さんは今年はオーストラリアにわたり、メルボルンで制作しグループ展に参加するとか。すごい。そんな彼女のやる気が、われわれみんなに勇気を与えてくれる。

2010年4月9日金曜日

「週刊文春」4月15日号

谷川俊太郎+和合亮一『にほんごの話』の書評を「週刊文春」に。詩人たちのカジュアルで深い対話に、いろいろな着想が湧きました。

いよいよ新学期

ぼくの授業は来週火曜日からだけど、新学期の業務はすでにフル回転。きょうは10時30分から17時30分までに、重要会議3つ、研究ミーティングひとつ。あいまあいまには学生たちがやってきたり、同僚と大慌てでお弁当(豚キムチ丼、400円)を食べたり。そしてワークショップ発送の追加分のために郵便局まで一走り。夜は、駅前で新任教員歓迎会。


明日は大学院の新入生歓迎会、まずは午後の買い出しから。あ、ゼミで使う本を発注しなくては。というように「師走」的日々が一年中つづきます、結構。みんな、今学期もよろしく!

2010年4月8日木曜日

シンクロニシティ

竹富島について考えていて、原広司先生の名著『集落の教え100』をひさびさに読んでいた。それから夕方、粟津ケンさんに会うと、Ayuoがロックアート展のために作った音楽のCD「Stoned」をくれた。見ると、解説は原広司が執筆。シンクロ。


このCDは原さんの初期の代表作とされる粟津邸で録音されたもの。粟津邸の存在はむかしから聞いていたが、それが生田にあるのだとは意識したことがなかった。建築と音楽の関係の深さは、いまさらいうまでもないが、原広司は若いころから武満徹、一柳慧、高橋悠治らと親しくつきあっていた。そして粟津潔も、こうした一群のアーティストたちの仲間、大きな存在だった。かれらはだいたいぼくより一世代上。ぼく自身は、同世代のアーティストたちとぜんぜんつきあいがないままに生きてきてしまったが、まだこれからできることはいろいろあるはず。


音楽、美術、建築、詩と文学、工芸、すべてはすべてにつながってくる。ケンさんとお互いの今年のプロジェクトについて話す。すごくやる気が出てきた。


粟津潔は晩年、アメリカ大陸南西部の岩絵に深い関心を寄せていた。最古のメディアアート。ぼくにいわせれば、ヒトが居住という挑戦に応えて地表に刻んだしるし。また南西部を思い切り走り回ってみたい。

2010年4月7日水曜日

Live at 武道館

きょうは入学式。雨の桜の武道館で。たくさんの新入生たちと相対するかたちで武道館のアリーナの舞台下にすわっているのは奇妙な気分です。ここでボブ・ディランを、ジャクソン・ブラウンを、ジョニ・ミッチェルを見たなあ。ともあれ、みなさんおめでとう!これからの4年間、可能性の限界を追求してください。

2010年4月6日火曜日

「明治」46号

ついに日本でいちばん志願者数の多い大学になった(そんなことを自慢しても始まらないけれど)明治の月刊誌が「明治」。新入生歓迎の46号に、ぼくはエッセー「歩く、考える、歩く」を書きました。32−33ページです。


昨年の「WALKING」展にいたる過程を、学生たちの作品を紹介しながら書いたもの。ご希望の方にはコピーをさしあげます!

What am I Doing Here?

昨年の12月から今年の2月にかけて、宇野澤昌樹を総合ディレクターとして開催した、東京文化発信プロジェクトの当研究室の企画「WHAT AM I DOING HERE?」の記録集が3月下旬に完成、なかなか発送できなかったのですが、きょうようやく準備を整えました。


ワークショップ参加者のみなさんには、明日発送します。最後の作業をボランティアで手伝ってくれたのが、わが最高の同僚、清岡智比古さん。ほんとうにありがとう!


五十嵐哲夫さんのすっきりしたデザインで、とてもいい仕上がりです。まだ残部がありますから、欲しい人は声をかけてください。


ほんとうに刺激的な場ができたのは、じつに多様な参加者のみなさんのおかげ。ありがとうございました。またどこかで会いましょう!

2010年4月3日土曜日

「水牛のように」4月号

「水牛」サイト、4月の更新。

http://www.suigyu.com/

「水牛のように」に連載「犬狼詩集」3、4を寄稿しています。

2010年4月2日金曜日

「VIA MEDIA」完成!

ディジタルコンテンツ系創成期の成果物として制作を進めていた論集「VIA MEDIA」が完成しました。いい感じの仕上がり。読み物としておもしろく、内容は洗練され、他では読めないものばかり。ご希望の方には、なんらかの機会に手渡しでさしあげようと思います。声をかけてください。

以下、目次。

表紙写真 北島敬三
Via Mediaについて 管啓次郎
デリー、冬の随想 倉石信乃(写真・宮本隆司)
アキハバラと麻布市兵衛町 陣野俊史
歌う人と踊る人 前田圭蔵
重なり合う境界 御園生涼子
うぬぼれ鏡のメディア論 波戸岡景太
コンピュータでエッシャーを超えられるか 杉原厚吉
「四次元のゲームメディア」を考える 宮下芳明
カムイのイォルを幻視する 浜口稔
ことばについて 石田尚志
荒木経惟試論「空」 大塚真弓
ヴェルナー・ヘルツォークと動物 管啓次郎
デザイン・ノート 清岡秀哉

執筆者の主力はDC系の専任教員、兼任講師、さらにこれまでにディジタルコンテンツ学研究会の講師としてお呼びした方たちですが、学生の業績からは修士課程第1期生の大塚さんの修士論文の一部を採録し、またこの春に博士後期課程に入学したデザイナーの清岡秀哉さんが全体のデザインを担当してくれました。

この4倍くらい厚くしたかったのですが、限られた時間と予算のせいで、そうもいかず。しかしまずまずの出来映え。そして次回は、さらに別のかたちで、圧倒的に。これからもたゆまぬ進化を続けてゆくつもりです。

Killing Kanoko

六本木のミッドタウンにある駿河銀行のd-laboという空間で開かれた、伊藤比呂美さんとその英訳者ジェフリー・アングルスさんによる朗読会に行ってきました。

日本語で書く最高のボーダー詩人、伊藤さんの存在を、声と動きを、たっぷりと体験。過去30年近く、たくさんの接点があったにもかかわらず初めてお会いした比呂美さんですが、そのソウルと力に深く打たれました。ご本にサインまでいただいて、ありがとうございました。

彼女の英訳詩集Killing Kanoko (Action Books, 2009)を出したばかりのジェフリーとは、2004年に一緒にパネル・ディスカッションに参加したことがあります。ジェフリーはまた先日の熊本での連詩イベントに、ジェローム・ローゼンバーグさんのための翻訳者として参加していたので、そちらからも話がつながった。

詩や文学に関わることをやっていると、次々に思いがけない接続が生じるものです。それは詩そのものとは無縁かもしれませんが、どれだけ無縁かというと、じつは濃厚な関係がすでに生じているのかも。

いつかはサンディエゴに伊藤さんのお宅を訪ねてゆきたいものです。そこから内陸部に向かって、砂漠のコヨーテを見にゆく。