2007年11月27日火曜日

YouTube

いまさらといわれそうだが、YouTubeは本当に楽しい。特に楽しいのが、むかしのヒット曲を映像つきで見られること。ぼくにとっては小学校から中学にかけての1970年前後のいくつかの歌のすばらしさを、何度でも楽しめる。

たとえばウェールズ出身のMary Hopkin (1950-)の大ヒット曲Those Were the Days とか、Melanie Safka (1947-) の「ローラースケートの歌」として知られるBrand New Keyとか。大好きだった歌を改めて聴くと、その声のよさ、歌のうまさにほれぼれする。メラニー(当時の)の声、好きだなあ。絶品です。もっとも年をとってからの歌い直しは、ぜんぜんよくない。

ポップ歌手の声というと大好きなのがフランス・ギャルなんだけど、発見したPoupee de Cire, Poupee de son のたぶんテレビ番組の映像は、ちょっとがっかり。歌がはずれ。メラニー(当時の)みたいなスリリングなバランスがなくて。でもその表情を見ていると、並のアイドル100人分くらいの、すごいカリスマがある。歌詞のきれめでちょっと唇をかむみたいにするところや、歌が終わってからの晴れやかな笑顔など。しかしこれも、後の「口パク」になると、ぜんぜんよくない。音程がはずれていても、やはりライヴの魅力か。

他にもぼくがたぶんアメリカ先住民歌手の存在を最初に意識したBuffy Sainte-Marie がPete Seegerと一緒に歌っている映像とか。不思議な楽器を演奏している姿も見られる。こうした白黒時代のテレビ映像がとりわけおもしろい。

こうした文化資源のアーカイヴにどんどん手が届くようになったんだから、すごい。もう現代を忘れ、こうして過去に遊んで暮らすのもいいかな、という気になる。すると一年や二年、すぐ過ぎるだろう。

2007年11月26日月曜日

DC系ホームページ開設!

2008年4月からはじまるわれわれの「ディジタルコンテンツ系」のホームページが開設されました。

http://www.dc-meiji.jp

これからどんどん内容を充実させてゆく予定。ときどきチェックしてみてください!

12月8日とアフリカ

岡崎彰さんという最高におもしろい人類学者が一橋大学で主催するアフリカ・セミナーが、12月8日に行われる。アフリカ、ヒップホップ、ダンス、ジェンベ、レゲエ、ひとつでも好きなものがある人は、ぜひ、遊びに行こう。まちがいなく目から鱗が落ちまくる! 気楽に参加できる場になることは確実なので、学部生のみんなもどうぞ!


【第89回】 アフリカセミナー 特集 『アフリカのポピュラーカルチャー』<第三回>

12月8日(土)13:30から18:00まで(13:15開場)入場無料・事前申し込み不要@一橋大学東2号館AV2202号室
(http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/campus/index.html)

岩崎明子「アフリカ・ポップ・アートのグローバル化と西欧的主体の成型:マコンデ、ティンガティンガ、シェタニ画の場合」
小川さやか「ウジャンジャというポップ・アート」
古川優貴「HipHopに音は入らない:YouTube、手話、ケニアの聾学校」

「鼎談:ポスト・ワールド・ミュージック時代のアフリカのポップミュージックとその受容・変容・借用・流通」鈴木裕之、鈴木慎一郎、岡崎彰(質疑・補足は金子穂積と小川さやか、司会は近藤英俊)

18:15以降(till dawn?)、東本館社会人類学共同研究室にて懇親会(費用実費・参加自由)

問い合わせ先: 岡崎彰 (一橋大学) TEL: 042-580-8960  E-mail: akira.okazaki@srv.cc.hit-u.ac.jp

2007年11月25日日曜日

秋の青空、昼も夜も

いま、生明祭が進行中。明治大学生田キャンパス(理工学部・農学部)の学園祭だ。ぼくは学生部委員なので、関連の仕事はまず「お祓い」から! 木曜日、キャンパス内の生田神社に神主さんを呼んで、年に一度のお祓いをする。神社、ついで動物慰霊碑、ついで体育館(神棚のある柔道場)。神社は小さなものだが、すでに葉が色を変えはじめた木々の下で神主さんのコトバを聴きつつ空を見上げると、青い青い青空。

翌日、金曜日からが本番で、キャンパスの巡回業務。部活の発表でも模擬店でも、語学の教室では眠い顔をしているみんなが、やたら元気だ。巡回で楽しいのは農学部エリア。農場でとれた野菜類ばかりか、本格的なりんごやラ・フランスなんかも売られていて、近くの住民の人たちが殺到している。これほど確実な「地域貢献」もない! 最高の人気は花卉園芸部が作る花や観葉植物。去年、ベスト展示に選ばれたが、これはどこの花屋さんにも負けないくらいで、しかも安い。このときちょっと目をつけておいたサボテンの大きな鉢、あとで買いに行きました。研究室のテーブルに、猫のようにすわらせてみた。

土曜日は巡回からはずしてもらい、夕方から早稲田大学英語英文学会での講演。あいにく、尊敬する翻訳家・若島正さんの講演と完全にバッティングし、『ロリータ』の名訳に魅了された人たちはそちらに流れたようだ。ぼくだって、そっちに行きたかった! これでこちらの聴衆はかなり減ったが、かえってリラックスした、親密な雰囲気でできてよかった。来てくれたみんな、終わってから話もできなくてごめん。またゆっくり。

講演のタイトルは『翻訳=世界=文学』、サブタイトルが「ヘレン・ケラー、バベル、パンの名前」。感覚を遮断されたヘレン・ケラーにとっての言語の力、旧約聖書のバベル神話への疑問、そしてマサチューセッツのシリア系移民にとっての翻訳不可能なパンの名前をめぐる話。これまでにぼくが人前でした話の中では、たぶんいちばん重要なもの。それから「翻訳世界文学」の実例としてアティーク・ラヒーミー『灰と土』、チママンダ・アディーチェ『アメリカにいる、きみ』、シルヴィー・ジェルマン『マグヌス』の3冊の紹介。終わって外に出ると、大隈講堂の真上、快晴の夜の青空に満月。あまりに絵になる風景だった。並木道と講堂に、絶妙な角度をつけている。

これでひとつ、気持ちの上で大きな仕事が片付き、次は年末、大阪での英文学会、若島さんたちとの「コスモポリタニズム」をめぐるシンポジウムが待っている。あとは遅れている原稿いくつかと、大幅に遅れている翻訳。関係者のみなさん、すみません。今年はあまりに早く終わろうとしているからびっくりしているが、今日もこれから生田へ。巡回、それから顔を見せる卒業生のやつらと、これも農学部名物のジンギスカンでも食べながら乾杯しようか。

2007年11月23日金曜日

アフンルパル通信

北の都会、札幌の古書店・書肆吉成が年3回出している小冊子が「アフンルパル通信」。アフンルパルって何? 調べてごらん。「通信」は題字が現代日本最大の詩人、吉増剛造さん。ぼくはここにAGENDARSと題する連作の詩を連載している。写真も、文章も、毎号このうえなく充実している、すばらしい小冊子だ。札幌に根ざし札幌の地平を超えてゆく、小さな冒険の足跡。ぜひ手に入れて、読んでみてください。そして本を整理しようと思ったときには、ぜひ吉成くんに連絡を!

http://diary.camenosima.com/

2007年11月22日木曜日

「世界文学」のほうへ

20日(火)、池澤夏樹個人編集という画期的な「世界文学全集」(河出書房新社)の発刊を記念するシンポジウムを聴きに東大文学部に行った。今学期、非常勤でフランス語系アフリカ文学を教えている東大駒場の学生のみんなと。本郷キャンパスは闇が濃くて、さすがに歴史を感じさせるが、構内にカフェができたりして東大もずいぶん変わったもんだ。それはともかく。

現代日本語の作家でたぶんもっともよく「世界文学」に自覚的な、つまりは「翻訳文学」をもっともよく読んできたひとりであるにちがいない池澤さんは、前日に現在住んでいるフランスから着いたばかり。進行はアメリカ文学の小さな巨人、柴田元幸さん。他のパネリストはロシア・ポーランド文学の沼野充義さん、そしてトロントのヨーク大学で教えるデンマーク出身の日本文学者テッド・グーセンさん。すばらしい顔ぶれで、世界文学をめぐる笑いの絶えない楽しい議論が続いた。

池澤さんのお話では、24冊を選ぶことの意味、が印象的だった。根拠なく24、しかしその限定が大切。限定されていて、なるべく普遍的なものをめざす。全体として、The world according to Literature、つまり「文学によると、世界は」という像を提示する。

このシンポジウムのタイトルは「世界解釈としての文学」だったが、これを柴田さんは「私にとってセカイってこういう感じです、という自由研究の発表みたいなもの」とさらりと表現していた。なるほど。この24冊のセレクションに日本文学は入っていないが、もし入れるとしたらどうするというグーセンさんの質問に対して上がった大江健三郎、中上健次、村上春樹という名前に、池澤さんがさらに石牟礼道子『苦海浄土』を加え、もし一冊となったらこれ、とおっしゃったのには感動した。

柴田さんとは数年前の立教のシンポジウムで、沼野さんとは昨年の名古屋市立大学でご一緒したが、お二人ともほんとうに話し上手。そして柴田さんのユーモアは、いつも見習いたいと思いつつ、はたせない。ユーモアと即興の才は「話」の決め手だが、文学という「文」の仕事もじつは「話」の裏打ちに支えられてゆたかになることを、改めて思った。

この世界文学全集の第1回配本は青山南さんによるジャック・ケルワックの『オン・ザ・ロード』。ぼくにとっても特別な作品だ。シリーズの刊行を追いつつ、ぼくも「世界文学」との関係を新しく考え直してみたい。この土曜日には早稲田で講演する。タイトルは「翻訳=世界=文学」。構想は固まってきたが、これから準備。興味がある人は、覗いてみてください。

2007年11月20日火曜日

私の世界にいらっしゃい

土曜日、ディジタルコンテンツ学研究会も第7回。ゲストに映画・美術研究の平倉圭さんをお迎えし、現代における、分身やシミュラクルの問題を語っていただいた。中心となったのはスティーヴン・スピルバーグ監督の『マイノリティ・リポート』(2003年)とトニー・スコット監督の『デジャ・ヴュ』(2006年)の分析。現実がいかに映像に蚕食されてゆくかを語る2作品の不気味な魅力を思い知らされた。

特に気に入ったのが、ミシェル・ゴンドリー監督によるカイリー・ミノーグのビデオクリップ、Come into My World。ゴンドリーのEternal Sunshine of the Spotless Mind がぼくは大好きで、毎年、英語の授業で見せている。このクリップは知らなかったが、クレイジーな傑作! 早速買ってきて、毎日観ている。

ご自身もアーティストで映像を使ったインスタレーションを作っている平倉さんの今後に期待したい。平倉さんは、ぼくの若き友人でフランスの作家=詩人=アフリカ研究者ミシェル・レリスの研究者である大原宣久くんの友達でもある。この2人は1977年生まれ。冒険家・写真家の石川直樹さんもそうだ。あるいは明治理工での英語の同僚、謎のアメリカ作家ピンチョンの研究者である波戸岡景太さんも。

そしてわれらがディジタルコンテンツ系の同僚、宮下芳明さんが1976年生まれ。みんなぼくとは20歳近く違うが、最近はこの世代の人たちから受ける刺激がもっとも内実があるような気がする。

40歳を「不惑」とはよくいったもので、40歳を超えると新たな方向を探るよりは、それまでの方向の完成や洗練に目が行くのは避けられないだろう。それに比べて、30代は試みの歳月、実験の年齢。ぜひどんどん新たな地平を広げてください。

2007年11月11日日曜日

Tenori-on

12月2日のわれわれのシンポジウム(新領域創造専攻設立記念)の午後の部の幕開きである、岩井俊雄さんによるテノリオンのデモンストレーションが楽しみでならない。どんな楽器なのか、どんな風に演奏するのか、まだよく飲み込めないが、すでにYouTubeにはいくつもの動画が載っている。

もっともわかりやすいのは、これ。

http://www.youtube.com/watch?v=_SGwDhKTrwU

小学生に見せたら、興味津々。子供からプロの音楽家まで、誰でもその人なりに楽しめそうだ! とりあえず現物にふれてみたいが、発売とともに品切れになるかも。

書物復権2007

10日(土曜日)、新宿の紀伊國屋ホールでの「書物復権2007」第2回「大学の知、街の知」というパネルに参加。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm

佐藤良明さん、坪内祐三さんと、1時間40分ほど、<現在>の<教養>について議論した。

ぼくの話は、教養一般なんてどうでもいい、教養とは個人的な追求にすぎない、そして人々の<空間的配置>を決めるような教養、<商品知識>に還元されるような教養にだけは断固反対しなくてはならない、というものだったが、そのあとでアメリカの大学の思い出を話しはじめたあたりで脱線。そのまま立ち直れず、聞いていた人にとっては「?」になってしまったかもしれない。ごめんなさい。

それでもいくつか、興味深い論点を出せたと思う。またアメリカ60年代の対抗文化がしめそうとしたものこそ、現在でももっとも根源的な問題なのだという三人の共通の了解も、なんとなく伝わったのではないかと思った。聴きにきてくれた友人たちには、ありがとう。

佐藤さんはぼくがもっとも敬愛するアメリカ文学者。稀代の読書家で同時代の歴史家である坪内さんは初対面だったが、同い年で、70年代中期の「宝島」の愛読者だった点をはじめ、共通する経験がたくさんある。ぼくらはたぶん70年代に芽生えたある種の別の文化への期待を核にしてその後ずっと生きてきた世代で、この期待のイメージ(消費社会と序列化・階層化の文化に対する抵抗の気持ち)だけは、死ぬまで持ち続けるだろう。

限られた時間で言葉にすることのできたことはごくわずかだったが、また機会があれば、佐藤さんや坪内さんとの対話を続けてゆきたい。お世話になったみすず書房や紀伊國屋書店をはじめとする「書物復権」8社のみなさま、ありがとうございました。「本」が担うものは不滅です。良い本との孤独な、沈黙の対話以外に、われわれの生に道をしめしてくれるものはありません。これからも書物の生産・流通・受容のそれぞれの現場で、がんばってやっていきましょう!

2007年11月8日木曜日

翻訳ことば

最近、ちょっと気になったこと。

お店なんかで、たとえば「〜はいかがですか?」と訊かれたときに「だいじょうぶです」と答える人が(若者が)増えている。つまり「結構です」の代わりの表現。気になったので英語の時間、みんなにどちらを使うかたずねてみた。ほとんど半数が、「だいじょうぶです」に手を上げた。

ふうむ。用が足りるんだからどっちの言い方でもいいようなものだが、問題はこれがアメリカ英語からの翻訳みたいに思えること。つまりもともとは"No, thank you"といってたところで"It's all right"という人は、たしかに(これもたぶん若者ことばとして)増えている気がするし、それがどうもそのまま直訳的に日本語にもちこまれているような気がするのだ。

別に良い悪いを論じるつもりはないが、ある言い方について「これはたぶん翻訳である」という意識は、誰にとっても持っていいものではないかと思う。そして良い悪いを論じるつもりはないが、ぼく自身は「だいじょうぶです」は「お怪我はありませんか」といった状況での返答に限るだろう、これからも。

追記。でも思えばそもそも「結構です」だって"That's fine"の翻訳だったのかも。言い方の起源て、はかりしれない。

2007年11月7日水曜日

『秘密の動物誌』復活!

バルセロナの二人のアーティストによる奇想天外なプロジェクトがFauna Secreta。その内容をここで明かす訳にはいきません。

1991年にぼくの訳で出版され一大センセーションを巻き起こした快著=怪著が、装いも新たに「ちくま学芸文庫」から発売されます。不思議な豆本のような雰囲気になりました。監修者・荒俣宏さんの文章を含め、オリジナルはそのまま収録されていますが、それに加えて茂木健一郎さんが「文庫版解説」を寄せてくださいました。「甘美な後悔の中にこそ」と題された、すばらしいエッセーです。

ぜひ書店でごらんください!

ジョアン・フォンクベルタ+ペレ・フォルミゲーラ『秘密の動物誌』(ちくま学芸文庫、1500円)

新領域創造専攻 発足記念シンポジウム

以前にお知らせした12月2日のシンポジウム、以下のように開催されます。ぜひ! お誘い合わせの上、お出かけください。

われらがディジタルコンテンツ系は午後。すごい顔ぶれです。これは見逃せない! 音とイメージの未来が現前します。特にメディアアーティスト岩井敏雄さんの新楽器Tenori-onによるライヴは必見です。


 明治大学 大学院 理工学研究科
 新領域創造専攻 発足記念シンポジウム のご案内

 12月2日(日)明治大学アカデミーホール
 入場無料・事前予約不要

 明治大学理工学研究科に新たな専攻「新領域創造専攻」が誕生します。確立されている学問分野や産業分野に対して,どの領域にも属さない,しかもどの領域とも関連する,新しい,チャレンジングで横断的な領域の芽は,次の時代を築く新しい学問や産業が生まれ育ち,次の時代の主流になって行きます。

 (シンポジウム Webサイト)
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/index.html

 (合同リーフレット PDF形式 850KB)
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202goudou.pdf


【開催要領】
 期日 2007 年 12 月 2 日 (日)
 会場 明治大学 アカデミーホール (駿河台校舎 アカデミーコモン3階)
  http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/access.html
 
 入場無料・事前予約不要


【 第1部 安全学系 10:30- 】

■ 対談:日本の社会は十分に安全か
 向殿 政男(明治大学) × 草野 満代(フリーアナウンサー)

 私たちの生活、社会は十分に「安全」なのでしょうか? 電気製品は?食品は? エレベーターなどの設備は? 防犯の意味での安全性は? この対談では、生活者としての視点から「安全」をとらえ、何が必要なのかを考えていきます。

■ パネル討論:より安全な技術の創造にむけて

 日本社会における安全な技術は、どこまで保証されなければならないのでしょうか? 企業・行政・消費者、そして大学はどのような役割を担っていかなければならいのでしょうか? ここでは、各分野からパネリストを招き、より安全な技術の創造に向けて討論を行います。
 
 オーガナイザー:北野 大(明治大学)
  大桃 美代子(タレント)
  辰巳 菊子(消費生活アドバイザー)
  中林 美恵子(跡見学園女子大学)
  沼尻 禎二((財)家電製品協会)
  向殿 政男(明治大学)
  渡邊 宏(経済産業省)

安全学系リーフレット PDF形式 1.2MB
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202anzen.pdf


【 第2部 ディジタルコンテンツ系 14:00- 】

■ スペシャルトーク&ライブ
『メディアアーティスト岩井俊雄の到達点・21世紀の楽器 TENORI-ON』

メディアアート界の第一人者である岩井俊雄氏が、21世紀の楽器として提案する「TENORI-ON」。このスペシャルトーク&ライブでは、それまでの岩井氏の軌跡をたどり、いかにTENORI-ONに集約されたかを語ります。

■ パネル討論:ディジタルコンテンツの未来
 
 このパネル討論では、ディジタルコンテンツ業界の風雲児とよばれる方々を一同に集め、今後の未来を占います。「初音ミク」の企画を行った佐々木渉氏、大活躍の若手書道家である武田双雲氏、誰でも簡単に高品質なウェブサイトが作れるソフト「BiND for WebLiFE*」をリリースした平野友康氏、「Rez」「ルミネス」等のゲームだけでなく「元気ロケッツ」のプロデュースも行っている水口哲也氏を招きます。

 オーガナイザー:宮下 芳明(明治大学)
  岩井俊雄 (メディアアーティスト「TENORI-ON」)
  佐々木渉 (クリプトン・フューチャー・メディア「初音ミク」企画)
  武田双雲 (書道家)
  平野友康 (デジタルステージ 代表/開発プロデューサー )
  水口哲也 (「Rez」「元気ロケッツ」プロデューサー)


ディジタルコンテンツ系リーフレット PDF形式 2.7MB
 http://www.meiji.ac.jp/sst/sympo-web/1202dc.pdf



【主催】
 明治大学 大学院 理工学研究科
 http://www.meiji.ac.jp/sst/grad/
 
【お問い合わせ】
 明治大学 教務サービス部 理工学部グループ
 TEL: 044-934-7562
 mail:  sst@mics.meiji.ac.jp

2007年11月5日月曜日

第7回ディジタルコンテンツ学研究会のお知らせ

日時 11月17日(土)午前9時30分〜11時30分
場所 秋葉原ダイビル6F 明治大学サテライトキャンパス
ゲスト 平倉圭さん(イメージ分析・知覚理論/美術作家、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員)

平倉さんから当日のレクチャーについて、次のような刺激的なタイトルとメッセージをいただいています。

「分身と追跡」  平倉圭

2007年9月6日、APEC開催中のシドニーで、オサマ・ビンラディン容疑者に扮したコメディアンが逮捕された。翌7日、こんどはロイター通信がビンラディン容疑者の「新作」映像を入手し、米当局はその映像を「本物」と確認した。

2人のビンラディン「たち」は、映像をめぐる現在の状況をきわめて鋭く映し出している。本発表では、「分身」と「追跡」という言葉をキーワードとして、21世紀になって現れたいくつかの映像を例にあげながら、映像メディアの現在について考えてみたい。


平倉さんは1977年生まれ。現在の日本において美術と映画に関する最も先鋭的な研究者/批評家の一人であり、同時に美術作家としての活動でも注目されています。最近の主な著作に、「ベラスケスと顔の先触れ」 、「斬首、テーブル、反‐光学——ピカソ《アヴィニョンの娘たち》」(いずれも『美術史の7つの顔』(共著)所収、未来社、2005年)、「ゴダール、VJ」(『季刊インターコミュニケーション』、vol.62、2007年)などがあり、現在雑誌『10+1』で連載「インヴァリアンツ」が進行中です。

平倉さんのHPは以下の通りです。http://hirakurakei.com/

当日は併せて、参加者とのあいだで活発な質疑応答を期待したいと考えています。関連分野に関心のある方は、どなたでもぜひお気軽にご参加ください。

ダイビルは秋葉原駅電気街口前の高層ビル。すぐわかります。直接エレベーターで6階にお越し下さい。

http://www.meiji.ac.jp/akiba_sc/outline/map.html

開始はいつもより30分早く9時半です! よろしく。